フランチャイズとは|仕組み・加盟金・毎月本部に払うお金
フランチャイズとは何かを、本部と加盟店の関係から解説。加盟金や毎月本部に払うお金の意味と内訳、儲かるかの考え方、失敗しやすい点、副業でできるか、不動産のフランチャイズとエージェントの違いまで。
要点
フランチャイズとは、本部の看板・商品・運営のノウハウを使う権利を受け、その対価を払って自分の店を経営する仕組みです。加盟店は本部の社員ではなく、自分の会社や個人事業として経営し、売上が少ない月も家賃・人件費・本部への支払いを負担します。
費用の内訳、ロイヤリティの意味、儲かるかの考え方、副業でできるかまでまとめました。
フランチャイズとは、どんな仕組み?
本部(フランチャイザー)が持つ看板・商品・運営のノウハウを、加盟店(フランチャイジー)が使い、その対価を本部に払って事業を行う仕組みです。コンビニ、飲食店、学習塾、不動産仲介など、さまざまな業種にあります。
日本フランチャイズチェーン協会の2024年度の統計では、国内のフランチャイズは1,291チェーン、店舗数は25万4,478店、売上高は約29兆円です。
| 本部 | 加盟店 | |
|---|---|---|
| 出すもの | 看板・商品・運営の仕組み・研修・支援 | 開業資金・店舗・人手・経営の手間 |
| 受け取るもの | 加盟金とロイヤリティ | 本部の仕組みを使った事業の売上 |
フランチャイズには、どんな費用がかかる?
| 費用 | 中身 |
|---|---|
| 加盟金 | 加盟するときに本部に払うお金 |
| 保証金 | 契約中に本部に預けるお金(契約が終わると返されることが多い) |
| 店舗の準備 | 物件の取得・内装・設備 |
| 研修費 | 開業前の研修 |
| ロイヤリティ | 看板やノウハウを使い続ける対価。売上の一定割合、または毎月の定額 |
| 運営の費用 | 家賃・人件費・仕入れ・光熱費 |
最初にかかるお金は、業種と店の形で大きく変わります。店舗を構える業種ほど、物件と内装に多くのお金がかかります。
ロイヤリティとは?
ロイヤリティとは、加盟店が本部の看板・商品・ノウハウを使い続ける対価として、本部に払い続けるお金です。決め方は主に3つあります。
| 決め方 | 中身 | 売上が少ない月 |
|---|---|---|
| 売上歩合 | 売上の一定割合を払う | 払う額も少なくなる |
| 粗利分配 | 売上から仕入れを引いた粗利を本部と分ける | 払う額も少なくなる |
| 定額 | 売上に関係なく、毎月決まった額を払う | 同じ額がかかる |
加盟を考えるときは、何に対して何%か、売上がない月にいくら出ていくかを、書面で確かめてください。
フランチャイズは儲かる?
儲かるかどうかは、売上から家賃・人件費・仕入れ・ロイヤリティを引いて、いくら残るかで決まります。本部が示す売上の見込みは、あくまで見込みです。
公正取引委員会の「フランチャイズ・システムに関する独占禁止法上の考え方」は、加盟を勧めるときに本部が示すことが望ましい情報を挙げています。加盟金、ロイヤリティ、売上の見込みとその根拠、契約期間、途中でやめるときの条件などです。数字の根拠まで確かめてから判断してください。
フランチャイズで失敗しやすいのは?
- 売上の見込みが甘く、家賃や人件費をまかなえない
- 毎月の固定費が大きく、売上が落ちた月に赤字になる
- 契約期間が長く、途中でやめると費用がかかる
- 近くに同じチェーンの店ができ、お客様が分かれる
- 本部の支援が、思っていた内容と違う
リスクが少ないフランチャイズは、どう選ぶ?
| 確かめること | 見るポイント |
|---|---|
| 最初にかかるお金 | 加盟金・保証金・店舗の準備の合計。借り入れが必要か |
| 毎月の固定費 | 家賃・人件費・ロイヤリティ。売上がゼロの月にいくら出ていくか |
| 売上の見込み | 数字の根拠。既存店の実績か、モデルの試算か |
| 契約期間とやめ方 | 期間、更新、途中でやめるときの費用 |
| 本部の支援 | 研修・集客・仕入れのどこまでを本部が担うか |
合うチェーンは、資金・経験・使える時間で変わります。ここでは特定のチェーンは挙げていません。資金に余裕があり、人を雇って店を大きくしたい人には、実績のあるチェーンが合います。
副業でフランチャイズはできる?
店舗を構えるフランチャイズは、営業時間に合わせて人と店を回す必要があるため、本業を続けながらの副業には向きにくい形です。店長を雇う形で経営する人もいますが、その分の人件費がかかります。少ないお金で、本業を続けながら始めたい場合は、店舗を持たない働き方も選べます。
不動産では、フランチャイズとエージェントは何が違う?
不動産のフランチャイズは、加盟する人が宅地建物取引業の免許を取り、事務所と専任の宅建士を用意して営業する形です。SHERPAのエージェントは、免許を持つ株式会社WANDYと業務委託契約を結ぶ形で、免許も事務所も要りません。
| 不動産フランチャイズ | SHERPAのエージェント | |
|---|---|---|
| 免許 | 加盟店が宅地建物取引業の免許を取る | 免許を持つ会社(株式会社WANDY)と業務委託契約 |
| 事務所・専任の宅建士 | 加盟店が用意する | 不要 |
| 最初のお金 | 加盟金・事務所の準備など | 初期費用0円 |
| 毎月のお金 | 家賃・人件費・ロイヤリティ | 月額22,000円(税込)+成約時の事務手数料13,000円/件 |
| 本部との分け方 | 売上歩合・粗利分配・定額など | 成約したときの仲介手数料と広告料を分ける。会員がエージェント90%・パートナー80%、本部は残りの10%・20% |
| 働き方 | 店の経営 | 本業を続けながらでも可 |
よくある質問
フランチャイズとは、簡単に言うと?
本部の看板と仕組みを借りて、対価を払って自分の店を経営する形です。
フランチャイズの開業資金はいくらくらい?
業種と店の形で大きく変わります。店舗を構える業種ほど、物件と内装に多くのお金がかかります。加盟金・保証金・店舗の準備・研修費の合計で確かめてください。
ロイヤリティとは?
加盟店が本部の看板・商品・ノウハウを使い続ける対価として、本部に払い続けるお金です。売上の一定割合を払う形、粗利を分ける形、毎月定額を払う形があります。
SHERPAにロイヤリティはある?
本部の取り分は、毎月の売上に一定割合を掛ける形ではありません。成約したときの仲介手数料と広告料を本部と分け合う形で、会員がエージェント90%・パートナー80%、本部が残りの10%・20%を受け取ります。このほかに、月額22,000円(税込)と成約時の事務手数料13,000円/件がかかります。
副業でできるフランチャイズはある?
店舗を構える形は副業に向きにくく、人を雇うと人件費がかかります。少ないお金で本業を続けながら始めたいなら、店舗を持たない働き方も検討してください。
出典:日本フランチャイズチェーン協会の2024年度統計/公正取引委員会「フランチャイズ・システムに関する独占禁止法上の考え方」。記載の金額・条件は2026年10月時点のものです。
フランチャイズ以外の形で始めるなら、SHERPAの不動産エージェント
店を構えるフランチャイズとは違い、SHERPAの不動産エージェントは店舗を持たず、個人の業務委託として始められます。費用は月額22,000円(税込)と、成約ごとの事務手数料13,000円です。
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