動画編集スキルを活かす副業|ルームツアーで住まいの相談へ
動画編集の経験は、住まいの発信で強みになります。ルームツアーや住まいの知識の動画から相談につなげる流れと、撮る前に決めることをまとめました。
動画編集の副業で使うスキルは、カット・テロップ・構成が中心です。このスキルは、人から編集を請け負う仕事だけでなく、自分で住まいの相談を集める発信にも使えます。ルームツアーや街の紹介、住まいの知識の短い動画で「この人に相談したい」と思ってもらえれば、不動産エージェントとして1件の成約で報酬を受け取れます。
受託の動画編集は、1本ごとの単価と本数で収入が決まります。エージェントの報酬は1件の成約ごとで、SHERPAでは2025年の会員へのお支払額の平均が1件あたり賃貸10.4万円・売買97.2万円でした(事務手数料を引いた後・当社調べ)。

動画編集のスキルは、不動産のどこで活きる?
| 動画の種類 | 中身 | 編集のスキルが効くところ |
|---|---|---|
| ルームツアー | 部屋の広さ、日当たり、収納を順に見せる | 歩く順番の構成、テロップで広さや設備を補う |
| 街の紹介 | 駅から部屋までの道、買い物の場所、公園 | 短い尺で雰囲気を伝えるカット割り |
| 住まいの知識 | 初期費用の内訳、内見で見る所、引っ越しの段取り | 図や文字で、話を1分前後にまとめる |
| 相談の様子の再現 | よくある相談と答えを、会話形式で見せる | 台本と見やすい字幕 |
見る人が知りたいのは、物件の情報より「自分の場合はどうすればいいか」です。住まいの知識の動画は、物件がなくても作れるため、始めやすい入口になります。
受託の動画編集と、何が違う?
| 比べること | 受託の動画編集 | 不動産エージェントの発信 |
|---|---|---|
| 収入の形 | 1本ごとの単価 | 成約ごとの報酬 |
| 仕事を決める人 | 依頼主 | 自分(相談してくれるお客様) |
| 作った動画の持ち主 | 依頼主 | 自分の発信として残る |
| AIの影響 | 編集作業そのものが自動化されやすい | 相談・提案・内見の同行は人が担う |
受託の編集が稼ぎにくくなった理由は、動画編集・ブログ副業が稼ぎにくい理由にまとめています。AIに代わられにくい仕事の見分け方はAIに代わられにくい副業にあります。
気になったら、まずは話を聞いてみませんか
動画で相談を集めるときに、気をつけることは?
| 気をつけること | 理由 |
|---|---|
| 部屋を撮るときは許可を取る | 貸主や管理会社、住んでいる人の許可がないと撮れない |
| 映り込みに気をつける | 表札、車のナンバー、人の顔は映さないか、ぼかす |
| 物件の情報は表示の決まりに沿わせる | 不動産の広告には表示の決まり(公正競争規約)があり、「最高」「格安」など根拠のない言葉は使えない。物件を載せる前に本部に確かめる |
| 不動産の仕事をしていることを明らかにする | 広告であることを隠した宣伝は、景品表示法のステルスマーケティングの規制の対象になる |
SHERPAでは、どう始める?
要点
SHERPAのエージェントは、集客・相談・提案・内見・お申し込みまでを担当し、重要事項説明・契約・引渡しは本部の宅地建物取引士(宅建士)が行います。
宅建の資格がなくても始められ、会員の約9割が副業から始めています(2026年1月時点)。
会員向けのマニュアルには、SNSの投稿テンプレートと、ルームツアーなどの動画を作るツールがあります。編集に慣れている人は、これを土台に自分の見せ方を足していけます。費用は月額22,000円(税込)と、成約時の事務手数料13,000円/件で、報酬率は80%(実績に応じて最大90%)です。
動画1本から、相談につながるまでの流れは?
動画は、見た人がすぐに申し込むものではありません。何本か見て「この人に聞いてみよう」と思ったときに、相談が来ます。
| 順番 | 見る人の動き | エージェントがすること |
|---|---|---|
| 1 | 住まいの知識の動画を見る | 初期費用や内見のコツなど、役に立つ話を続けて投稿する |
| 2 | プロフィールを見る | 「住まいの相談を受けています」と書いておく |
| 3 | DMやコメントで質問する | 希望のエリア・予算・時期を聞き取る |
| 4 | 部屋の提案を受ける | 条件に合う物件を選んで提案する |
| 5 | 内見する | 内見に同行し、資料にないことを一緒に確かめる |
| 6 | 申し込む | お申し込みまでを担当し、重要事項説明・契約は本部の宅建士へ引き継ぐ |
週にどれくらいの時間で回せる?
会社員の副業として続けるなら、撮影と編集はまとめて行うと続けやすくなります。次は1つの例です。
| やること | 時間の例 | いつやるか |
|---|---|---|
| 住まいの知識の動画の台本 | 1時間 | 平日の夜 |
| 撮影(街の紹介など) | 2時間 | 週末 |
| 編集と投稿 | 2〜3時間 | 週末や平日の夜 |
| DMの返信と提案 | 相談が来たときに30分〜1時間 | 空いた時間 |
| 内見の同行 | 1件1〜2時間 | お客様の都合に合わせる(週末が多い) |
編集に慣れている人は、台本と編集の時間を短くできます。そのぶんを相談への返信や内見に回せるのが、動画編集の経験がある人の強みです。
最初に作るなら、どんな動画がいい?
物件がなくても作れる、住まいの知識の動画から始めます。見た人が「自分のことだ」と思えるテーマを選ぶと、相談につながりやすくなります。
| テーマの例 | 見てほしい人 |
|---|---|
| 賃貸の初期費用の内訳 | 初めて一人暮らしをする人 |
| 内見で必ず見る5か所 | 部屋探しを始めた人 |
| 駅からの距離と家賃の関係 | 通勤時間を短くしたい人 |
| 引っ越しの段取り(2か月前から) | 春の引っ越しを考えている人 |
| 更新か住み替えか | 契約の更新が近い人 |
| 子どもが生まれたときの住み替え | 家族が増える人 |
| 家を買う前に考えること | 家賃と住宅ローンを比べたい人 |
| 実家を売るときの相談先 | 親の家をどうするか考えている人 |
動画編集の経験者が、つまずきやすいことは?
| つまずきやすいこと | どうするか |
|---|---|
| 作品としての完成度にこだわりすぎる | 見る人が知りたいのは、映像の美しさより中身。短く、分かりやすくを優先する |
| 物件の動画ばかり作る | 物件は決まると使えなくなる。住まいの知識の動画は長く見てもらえる |
| 相談の入口を作っていない | プロフィールと動画の最後に「相談を受けています」と入れる |
| 相談が来たあとの返信が遅い | 返信は早いほど信頼される。下書きを用意しておく |
賃貸と売買、動画で発信しやすいのはどちら?
始めやすいのは賃貸です。部屋探しの相談は件数が多く、春の引っ越しの時期に向けて動画を見る人も増えます。初期費用の内訳や内見で見る所など、短い動画にしやすい話題がそろっています。
売買は相談の数が少ない代わりに、1件の報酬が大きくなります。SHERPAの2025年の会員へのお支払額の平均は、賃貸10.4万円に対して売買97.2万円でした(1件あたり・事務手数料を引いた後・当社調べ)。住宅ローンの考え方や、家を売るときの相談先など、じっくり説明する長めの動画が向いています。
| 比べること | 賃貸の動画 | 売買の動画 |
|---|---|---|
| 見る人 | 一人暮らし、若い夫婦、転勤する人 | 家を買う・売る家族、相続した家がある人 |
| 向いている長さ | 1分前後の短い動画 | 数分の説明動画 |
| 相談の数 | 多い | 少ないが、1件が大きい |
プロフィールと動画の最後に、何を書く?
動画を見た人が相談しやすいように、入口をはっきりさせます。たとえば、プロフィールには「住まいの相談を受けています。部屋探し・住み替えの相談はDMでどうぞ」と書きます。動画の最後には「自分の場合はどうなるか知りたい人は、DMで聞いてください」と一言入れます。
このとき、不動産の仕事をしていることもプロフィールに書きます。相談を受ける立場がはっきりしている方が、見る人も安心して質問できます。
受託の動画編集は、なぜ単価が上がりにくい?
動画編集を請け負う人が増え、テロップ入れやカットなどの作業はAIのツールでも速くできるようになりました。依頼する側から見ると、作業を頼める相手が増えたため、1本あたりの単価が上がりにくくなっています。
一方で、編集のスキルを自分の発信に使う場合は、単価を決めるのは自分の仕事の成果です。不動産エージェントなら、動画がきっかけで受けた相談が成約すれば、1件ごとに報酬が出ます。収入は、相談の数と成約の数で決まります。
ルームツアーを撮る前に、決めておくことは?
ルームツアーは、撮る前の準備で出来が決まります。まず、撮影してよいかを貸主や管理会社に確かめます。空室でも、許可なく撮って公開することはできません。住んでいる人がいる部屋は、本人の許可も必要です。
次に、見る人が知りたい順番を決めます。玄関から入って、水回り、収納、窓からの眺め、最後に周りの環境という順で見せると、見る人が部屋の様子をつかみやすくなります。この順番で歩くように撮ると、編集でつなぎ直す手間が減ります。
| 撮る前に決めること | 理由 |
|---|---|
| 撮影の許可 | 貸主・管理会社・住んでいる人の許可がないと公開できない |
| 歩く順番 | 見る人の知りたい順に撮ると、編集が短くなる |
| 伝えたい良さを3つまで | 全部を見せようとすると、何が良い部屋か伝わらない |
| 映してはいけないもの | 表札、郵便物、ほかの部屋の玄関、人の顔 |
物件を載せる動画は、表示の決まりに沿っているかを公開前に本部に確かめます。家賃や設備の数字を間違えると、見る人の信頼を失います。
動画編集の経験が、ほかの人と差になるところは?
不動産の発信は、物件の写真と文字だけで伝えているものも多くあります。動画で、部屋の広さや日当たり、駅からの道の様子まで伝えられる人は、それだけで見る人の記憶に残ります。
もう一つの差は、続けられることです。編集に慣れている人は、1本を作る時間が短いため、発信を続けやすくなります。住まいの相談は、見る人が引っ越しを考えたときに初めて来るので、そのときに思い出してもらえるよう、続けて発信しておきます。
公的な情報は、どこで確かめる?
この記事で触れた決まりは、次の窓口で確かめられます(2026年10月時点)。
| 確かめたいこと | 確認先 |
|---|---|
| ステルスマーケティングの規制 | 消費者庁 |
| 不動産広告の表示の決まり | 不動産公正取引協議会連合会 |
| SHERPAの宅建業の免許 | 国土交通省の宅建業者検索 |
よく聞かれること
フォロワーが少なくても、相談は来ますか
来ることがあります。最初の1件は、家族・同僚・友人など身近な人の相談から始まることもあります。動画は、身近な人に「不動産の仕事をしている」と知ってもらう入口として役立ちます。
物件の動画がなくても始められますか
始められます。初期費用の内訳や内見で見る所など、住まいの知識の動画は物件がなくても作れます。
動画編集の仕事と並行できますか
できます。エージェントの活動時間は自分で決められます。内見はお客様の都合に合わせるため、週末や夜に入ることが多くなります。
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