定年後の仕事の選び方|経験を活かせる仕事と収入
定年後の仕事は、再雇用・再就職・パート・業務委託の4つに分かれます。収入の組み立て方、経験を活かせる仕事の例、50代から準備する進め方をまとめました。
定年後の仕事は、いまの会社での再雇用、別の会社への再就職、パート・アルバイト、業務委託や個人で働く形に分かれます。収入の安定を取るなら再雇用、働く時間と仕事の中身を自分で決めたいなら業務委託や個人の仕事が向いています。会社員のうちに副業で始めておくと、定年の時点で選べる道が増えます。
高年齢者雇用安定法により、会社には65歳までの雇用を確保する義務があり、2021年4月からは70歳までの就業機会を確保する努力義務も加わりました。60歳で定年を迎えても、働き続ける人が多いのはこのためです。
定年後の働き方には、どんな形がある?
| 働き方 | 収入の形 | 働く時間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| いまの会社で再雇用 | 給与。定年前より下がることが多い | 会社が決める | 慣れた職場で安定して働きたい人 |
| 別の会社へ再就職 | 給与 | 会社が決める | 仕事や職場を変えたい人 |
| パート・アルバイト | 時給 | 短い時間を選べる | 体力に合わせて少しだけ働きたい人 |
| 業務委託・個人の仕事 | 成果や件数に応じた報酬 | 自分で決める | 経験や人脈を活かしたい人 |
定年後の仕事を選ぶときに、何を見る?
要点
収入、体力、これまでの経験を使えるか、の3点で比べると選びやすくなります。
収入では、年金との関係も確かめてください。厚生年金に加入して会社で働くと、給与と年金の合計によっては年金が減る仕組み(在職老齢年金)があります。業務委託の報酬は、この仕組みの対象になりません。年金が減り始める金額の基準は、年によって見直されます。金額の細かな扱いは、年金事務所で確かめるのが確実です。
体力の面では、通勤があるか、立ち仕事か、働く日数を減らせるかを見ます。経験の面では、営業、経理、管理職などの経験を、そのまま使える仕事を選ぶと始めやすくなります。
定年後の収入は、どう組み立てる?
定年後の収入は、年金、働いて得る収入、貯蓄の取り崩しの3つを組み合わせて考えます。働いて得る収入をどのくらいにしたいかで、選ぶ仕事が変わります。
| 働いて得たい収入 | 合う働き方の例 |
|---|---|
| 毎月決まった額がほしい | 再雇用、再就職、パート |
| 月による差があっても、まとまった額を得たい | 成果に応じた報酬の業務委託 |
| 年金に少し足せればよい | 短い時間のパート、件数を絞った業務委託 |
再雇用と業務委託を組み合わせる人もいます。平日は再雇用で働き、休日に個人の仕事を受ける形です。この場合も、会社の就業規則で副業が認められているかを確かめてください。
これまでの経験を活かせる仕事の例は?
| これまでの経験 | 活かせる仕事 | 主な働き方 |
|---|---|---|
| 営業 | 紹介の仕事、不動産エージェント | 業務委託 |
| 経理・総務 | 中小企業の経理の手伝い、記帳の代行 | パート、業務委託 |
| 管理職 | 中小企業の顧問、研修の講師 | 業務委託 |
| 専門の資格 | 資格を使った相談の仕事 | 個人、業務委託 |
営業の経験がある人は、人の話を聞いて提案する力をそのまま使えます。長く勤めた人ほど、知り合いの数も多くなります。
仕事を選ぶときは、次の点を確かめておくと、始めてから困ることが減ります。
| 確かめること | 見るところ |
|---|---|
| 始めるときの費用 | 研修費、登録料、毎月の費用があるか |
| 報酬の決まり方 | 時給か、件数や成果に応じてか。支払日はいつか |
| 働く場所と時間 | 在宅でできるか、外出や通勤があるか |
| 相談できる相手 | 分からないときに聞ける窓口や担当者がいるか |
定年前後に、住まいの相談が増えるのはなぜ?
定年の前後は、自分や周りの人の住まいが動きやすい時期です。子どもの独立で広い家が要らなくなる、親から家を相続する、駅に近い場所へ住み替える、といった相談が身近で起こります。
| よくある相談 | 関わる取引 |
|---|---|
| 子どもが独立し、家を小さくしたい | 自宅の売却と、マンションの購入や賃貸 |
| 親から相続した家をどうするか | 相続した家の売却、賃貸に出すか |
| 空き家になった実家を片づけたい | 空き家の売却 |
| 子どもや孫が一人暮らしを始める | 賃貸の部屋探し |
同じ年代の知り合いから、こうした相談を受けることは珍しくありません。住まいの相談に乗れる立場にいると、定年後の仕事にもつながります。相続した家の売り方は相続した不動産の売却に、空き家の売り方は空き家の売却にまとめています。
50代のうちに準備すると、何が違う?
50代のうちに副業として始めておくと、定年の前に仕事の手応えを確かめられます。定年後にいきなり始めるより、収入が途切れる期間を短くできます。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 50代前半 | 就業規則で副業が認められているかを確かめ、小さく始める |
| 50代後半 | 平日の夜や休日に、1件ずつ実績を作る |
| 定年後 | 再雇用と並行するか、個人の仕事に絞るかを決める |
- 年代ごとの副業の始め方は年代・ライフステージ別の副業にまとめています。
定年後の仕事で、つまずきやすいところは?
定年後に新しい仕事を始めた人がつまずきやすいのは、次のような場面です。
| つまずきやすいこと | 前もってできること |
|---|---|
| 会社の肩書きがなくなり、相談されにくくなる | 在職中から、仕事の内容を知り合いに伝えておく |
| パソコンやスマートフォンでのやり取りに慣れない | 連絡や書類のやり取りを、在職中に一度試しておく |
| 収入が入るまでに時間がかかる | 最初の数か月は、年金や貯蓄でまかなえるように計画する |
| 税金の手続きが分からない | 業務委託の報酬は確定申告が要ることを知っておく |
業務委託で報酬を受け取る場合は、個人事業主として確定申告をします。手続きの流れは不動産の個人事業主にまとめています。
これから長く続けやすい仕事の考え方は、AIに奪われない仕事一覧で整理しています。
よくある質問
パソコンが得意でなくても始められる?
始められます。お客様との相談のやり取りは、電話やスマートフォンのメッセージでも進められます。SHERPAでは、重要事項説明・契約・引渡しは本部の宅建士が行います。
知り合いが少なくても、相談は来る?
最初は、家族や友人、元の職場の同僚からの相談が入口になることが多くあります。SNSでの発信から相談を受ける人もいます。本部に来た相談を会員に回すこともありますが、件数の保証はありません。
定年後の仕事にするなら、SHERPAの不動産エージェント
要点
なります。会社に属さずに働けて、営業の経験や知り合いの多さを活かしやすい仕事です。
不動産エージェントは、住まいを探す人や売りたい人の相談を受け、物件の提案から内見、お申し込みまでを担当します。SHERPAでは、重要事項説明・契約・引渡しは本部の宅建士が行うため、宅建の資格がなくても始められます。会員の約7割は不動産業界の未経験から始めています(2026年1月時点)。
働き方は2つから選べます。エージェントは内見で外に出ることがあり、パートナーは賃貸の相談を受けて本部に紹介する形で、在宅で働けます。住んでいる地域を問わず、全国どこでも始められます。
費用は月額22,000円(税込)と、成約時の事務手数料13,000円/件です。報酬率はエージェント90%・パートナー80%です。2025年の会員へのお支払額の平均は、1件あたり賃貸10.4万円・売買97.2万円でした(事務手数料を引いた後・当社調べ)。
自分の場合はどうなるか、無料の面談で聞いてみませんか。
SHERPA
オンラインで、
話を聞いてみる。
2,000名超
契約中のエージェント・パートナー
9割
副業から始めた人
7割
不動産が未経験だった人
数字は2026年1月時点(会員数は1月30日時点)。収入・成果を保証するものではありません。オンライン面談・無理な勧誘はありません。
新規会員を募集しています
まずは、話を聞いてみませんか
オンライン面談で、働き方と費用の説明と、ご自身の場合の報酬の試算をします。無理な勧誘はありません。
先にLINEで質問だけしたい方も、こちらからどうぞ。
