働き方

不動産エージェントのメリットとデメリット

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不動産エージェントのメリットとデメリット|向かない人の条件

エージェントという働き方には、はっきりした弱点があります。合わない方に始めていただいても続きませんので、そこから先にお伝えします。

不動産エージェントのメリットとデメリット

不動産エージェントの主なデメリットは、報酬が成約したときにだけ入り、月ごとに揺れることと、お客様の都合に合わせて動く時間があることです。メリットは、決まった勤務時間がなく、契約や決済以外の業務を夜や移動中にも進められることです。弱点と利点はほとんど対になっているので、弱点から順に見ていきます。

弱点から見るのは、合わない方に始めていただいても、お互いにとって損だからです。弱点を先に読んで、それでも進めそうだと思えたときに、次の章へ進んでください。

不動産エージェントのメリットとデメリットの要点をまとめた表

不動産エージェントは「やめとけ」と言われるのはなぜ?

「やめとけ」と言われる理由の多くは、働き方の仕組みを知らずに始めて、思っていたのと違ったという声です。理由ごとに、実際のところと始める前に確かめることを整理します。

言われる理由 実際のところ 始める前に確かめること
収入が安定しない 成約ごとの報酬なので、成約がない月は0円になる 本業を続けながら始めるか、何か月分の費用を見込むか
集客は自分でやるしかない 相談の入口は自分でつくる。知り合いや発信から相談が来る人が続きやすい 最初に声をかけられる相手を3人挙げられるか
費用だけかかって終わる 月額がかかる会社では、成約がない間も費用が出ていく 月額と、1件ごとにかかる費用の合計
怪しい会社がある 宅建業の免許を持つ会社と契約し、その会社の取引として働く形が正しい 免許番号と、重要事項説明を誰が行うか
経験者向けの会社に入って続かない 経験年数を条件にする会社もある 未経験の受け入れと、教材や相談先があるか

SHERPAでは、重要事項説明・契約・引渡しは本部の宅地建物取引士が行い、会員の約7割が業界未経験、約9割が副業から始めています(2026年1月時点)。最初の1件(成約)は、平均で始めてから3か月目です(2026年1月時点)。副業として不動産の仕事を考えている方は、不動産の副業が「やめとけ」と言われる理由もあわせてご覧ください。

エージェントという働き方の弱点は?

弱点① 収入が毎月同じ額にならない

いちばん大きな違いはここです。給与と違い、成約したときにまとまって入り、決まらない月は入りません。

売買は検討期間が長く、動き出してから決済までに数か月かかることもあります。つまり、働いた月と収入が入る月がずれます。

毎月決まった額が入る前提で生活設計をしている場合、これは軽い問題ではありません。副業として本業の収入がある状態で始める方が多いのは、この波を吸収できるからです。

弱点② 固定費が先に出ていく

不動産エージェントのプラットフォームSHERPAの場合、月額22,000円(税込)がかかります。初期費用・保証金・研修費・システム利用料はかかりませんが、成約がなくても月額は発生します。

年間では264,000円。この金額を、成果が出る前の期間も払い続けられるか。始める前に確認しておいてください。

実際に出ていく額は、成約が増えると次のように変わります。事務手数料は成約1件につき13,000円です。

年間の成約 月額(年間) 事務手数料 合計
0件 264,000円 0円 264,000円
2件 264,000円 26,000円 290,000円
5件 264,000円 65,000円 329,000円

件数が増えても固定費はほとんど増えません。裏を返すと、0件でも264,000円は出ていきます。ここが会社員との最大の違いです。

エージェントとパートナーの違い

どちらで始めるかは個別相談で決められます。あとから切り替えもできます

パートナー
エージェント
扱う取引
賃貸
賃貸と売買
担当する範囲
集客と相談の窓口
集客からお申し込みまで
つないだあと
本部が対応
ご提案・内見・お申し込みを本人
1件あたりの稼働の目安
約1.5時間
賃貸 約5時間/売買 約8時間
宅建の資格
不要
不要
月額(税込)
22,000円
22,000円
重要事項説明・契約・引渡しは、どちらも本部の宅地建物取引士が行います。2026年9月時点/株式会社WANDY(国土交通大臣(1)第10492号)

弱点③ 平日の日中を空ける必要がある

契約や決済は平日の日中に入ることが多く、売主・買主・金融機関・司法書士の予定が重なるため、こちらの都合で動かしにくい場面です。重要事項説明・契約は本部の宅地建物取引士が行いますが、エージェントはお客様に付き添うため立ち会う場面があります。

年に数回、半日単位で時間を作れるか。本業のある方にとっては、ここがいちばん実務的な制約になります。詳しくはエージェントは副業でできるかで整理しています。

弱点④ 教わる機会は、自分から作る必要がある

会社員のように、上司が毎日横にいて進捗を見てくれる形ではありません。案件の進め方や制度のことは聞けば教えてもらえますが、聞きに行くのは自分からです。

分からないことを放置しない、調べる、確認する。この動き方ができないと、案件が止まります。

弱点⑤ 自分の名前で責任を負う

お客様にとっては、人生で何度もない大きな取引です。会社の看板ではなく、担当者としてのあなたを見て判断されます。

裁量がある、というのは同時にそういうことです。誰かが代わりに決めてくれるわけではありません。

向かない方

  • 毎月決まった額の収入が必要な状況にある
  • 固定費を、成果が出る前の期間に払い続ける余裕がない
  • 平日の日中をまったく空けられない
  • 指示があってから動くほうが合っている

これに当てはまる場合、エージェントとして始めるのはおすすめしません。ただし、お客様をつなぐところまでを担うパートナーなら、上の制約の多くは外れます。2つの違いは2つの働き方の比較をご覧ください。

気になったら、まずは話を聞いてみませんか

オンライン・30分〜1時間ほど|働き方と費用の説明・報酬の試算

それでも選ばれるのは、なぜ?

それでも選ばれる理由① 時間と場所を自分で決められる

弱点③の裏返しです。契約や決済以外の業務は、夜でも移動中でも進められます。物件の確認、資料づくり、連絡のやり取り。これらに決まった勤務時間はありません。

SHERPAでは会員の約9割が副業で活動しています(2026年1月時点)。本業を持ったまま続けられているのは、この柔軟さがあるからです。

それでも選ばれる理由② 成果がそのまま報酬になる

仲介手数料の80%(実績に応じて最大90%)がエージェントの取り分です。件数が増えても月額は変わらないため、成約ごとの手数料を除いた分が残ります。この仲介手数料が何で決まるかは仲介手数料とは?相場・上限に書いています。

収入の波はありますが、同時に上限もありません。この構造をどう見るかが、会社員との分かれ目になります。計算の仕方は年収の考え方にまとめました。

それでも選ばれる理由③ 始めるための資格や設備が要らない

免許は会社が保有しているため、宅建士の資格は必須ではありません。宅地建物取引業の免許が事業者に対して出るものであることは、国土交通省「宅地建物取引の免許について」で確認できます。事務所も不要です。会員の約7割が不動産未経験からのスタートです(2026年1月時点)。

自分で免許を取って独立する場合との違いは不動産で独立するにはで扱っています。

それでも選ばれる理由④ 集客を一人で抱えなくていい

独立した場合にいちばん重いのが集客です。SHERPAでは、自分の人脈からの案件に加えて、本部に来たご相談を回すこともあります(件数の保証はありません)。

ただし、会社から配られる案件だけで成り立つわけではありません。実際に活動している方の最初の1件は、ほとんどが身近な方からの相談です。経営者が本業の人脈を起点にした例、SNS発信から広げた例のように、入口は人によって違います。

資格が要る手続きは、自分でやらなくていい

弱点を5つ挙げましたが、その裏で「やらなくていいこと」もはっきりしています。

工程 担当
お客様との出会い・相談の受付 自分
条件の聞き取り・ご提案・内見・お申し込み 自分
重要事項説明・契約・引渡し 本部の宅地建物取引士
物件データベース・学習プログラム・活動サポート 本部

宅建士の資格は必須ではありません。1件あたりの稼働の目安は賃貸で約5時間、売買で約8時間です。自分で免許を取って独立する場合との違いは不動産で独立するにはで扱っています。

弱点と利点は、同じことの裏表

ここまで読んでお気づきかもしれませんが、弱点と利点はほとんど対になっています。

弱点 裏返すと
収入が毎月同じ額にならない 件数が増えれば、そのぶん報酬も増える
固定費が先に出ていく 件数が増えても月額は変わらない
平日の日中を空ける必要がある それ以外の時間は自由
教わる機会を自分で作る 進め方を自分で決められる
自分の名前で責任を負う 自分の裁量で判断できる

つまり「弱点を消した良いところだけの働き方」は存在しません。どちらを取るかという選択になります。

判断に迷ったら、何を確かめる?

要点

いきなりエージェントを選ばなくても構いません。

パートナーとして案件の流れを見てから移る方もいますし、その逆もいます。

個別相談では、良いところだけをお伝えするつもりはありません。使える時間、いまの収入、続けられそうな期間をお聞きしたうえで、合いそうかどうかを率直にお話しします。合わないと思えば、そう申し上げます。

判断の材料として、月額と事務手数料の内訳はSHERPAのサービス内容と料金に載せています。

報酬が成約に連動するため、年によって収入が大きく変わります。会社員の場合、副業で得た所得が年20万円を超えると確定申告が必要です。報酬が入った年と入らなかった年の差を見込んで、本業の収入で生活が成り立つかを先に確かめてください。

出典:国税庁 No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人

会社を選ぶ前に確かめたい8項目は不動産エージェントの会社の選び方にまとめています。

お客様の側から見た頼み方は、賃貸エージェントとはと家やマンションの売却とエージェントにまとめています。

エージェントに向いているかどうかを、今の仕事や生活から率直にお伝えします。

オンライン・30分〜1時間ほど|働き方と費用の説明・報酬の試算

まとめ

項目 要点
主なデメリット 報酬が成約したときにだけ入り、月ごとに揺れる。お客様の都合に合わせて動く時間がある
主なメリット 決まった勤務時間がない。契約や決済以外の業務は、夜や移動中にも進められる
宅建士の資格 必須ではありません(免許は会社が保有)

よくある質問

収入が不安定というのは本当ですか

本当です。成果報酬なので月ごとに額が変わり、成約が1件も発生しない月もあります。収入・成果を保証するものではありません。

成約がない月も費用はかかりますか

かかります。月額22,000円(税込)は成約の有無にかかわらず発生します。成約時には別途、事務手数料13,000円/件がかかります。

平日の日中に動けなくてもできますか

重要事項説明・契約・引渡しは本部の宅地建物取引士が行います。内見の同行はご自身で担当し、多くの方が土日に充てています。ただしお客様との日程調整は平日の日中に発生しやすいため、連絡が取れる時間を作る必要があります。

合わないと感じたら、やめられますか

やめられます。ただし契約期間は1年です。途中でやめる場合の扱いは、面談でご説明します。忙しい時期は最大3か月の休止ができ、費用はかかりません。

免責・法務表記
記載の金額・条件は2026年9月時点。収入・成果を保証するものではありません。成果には個人差があります。重要事項説明・契約・引渡しは本部の宅地建物取引士(株式会社WANDY/国土交通大臣(1)第10492号。国土交通省の宅建業者検索で確認できます)が行います。費用・途中でやめる場合の扱い・オプション費用・事例の扱いは費用・条件・表示についてのご案内にまとめています。

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2,000名超

契約中のエージェント・パートナー

9割

副業から始めた人

7割

不動産が未経験だった人

数字は2026年1月時点(会員数は1月30日時点)。収入・成果を保証するものではありません。オンライン面談・無理な勧誘はありません。

執筆・監修:株式会社WANDY(宅地建物取引業 国土交通大臣(1)第10492号)

エージェント・パートナーはいずれも当社と業務委託契約を締結して活動します。雇用ではなく、固定報酬はありません。重要事項説明・契約・引渡しは当社の宅地建物取引士が行います。

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