紹介の副業|報酬を受け取れる分野と許可・免許の注意点
知り合いを紹介して報酬を受け取る副業は、会社員でもできます。人材・保険・不動産などは許可や免許が必要な分野なので、相手の会社と自分が担当する範囲を先に確かめます。
知り合いを紹介して報酬を受け取る副業は、会社員でもできます。ただし人材・保険・金融・不動産は、紹介や仲介に国の許可・登録・免許が必要な分野です。個人が報酬を受け取るときは、許可や免許を持つ会社と契約し、その会社の仕組みの中で紹介する形になります。始める前に確かめるのは、相手の会社の許可・免許、自分の立場、報酬が出る条件の3点です。
SHERPAは、住まいの相談を本部につなぐ「パートナー」と、提案や内見まで担当する「エージェント」の2つの形で、不動産の紹介・仲介に関われるサービスです。不動産の部分は、会員へのお支払額の平均など実際の数字で書いています。

紹介で報酬が出るのは、どんな分野?
紹介の報酬は、紹介した人が契約したり、採用されたりしたときに支払われる成果報酬がほとんどです。分野ごとに、報酬を支払う側が持っていなければならない許可や免許が違います。
| 分野 | 紹介する相手 | 報酬を支払う会社に必要なもの |
|---|---|---|
| 人材 | 転職を考えている知り合い | 有料職業紹介事業の許可(職業安定法) |
| 保険 | 保険を見直したい知り合い | 保険募集人・代理店の登録(保険業法) |
| 金融・投資 | 資産運用を始めたい知り合い | 金融商品取引業・仲介業の登録(金融商品取引法) |
| 不動産 | 部屋を借りたい・家を買いたい知り合い | 宅地建物取引業の免許 |
| 商品・サービス全般 | 自分が使っている商品やサービスに興味がある人 | 分野ごとの決まりに従う。広告として紹介する場合は表示のルールがある |
許可や免許がいるのは、紹介を受けて契約まで進める会社の側です。ただし、紹介する人がどこまで関わるかによっては、紹介する人の行為そのものが許可のいる業務にあたることがあります。どこまでが「紹介」なのかは分野ごとに違うため、契約する会社に、あなたが担当する範囲を書面で確認してください。
紹介の副業で確かめること
相手の会社の許可・免許
人材なら厚生労働省の「人材サービス総合サイト」、不動産なら国土交通省の「宅建業者検索」のように、許可や免許は公開の検索で確かめられます。会社名と許可番号・免許番号がサイトに書かれていない会社との契約は避けてください。
自分の立場と担当する範囲
紹介する人の立場は、会社と業務委託契約を結ぶ場合と、契約を結ばずに紹介者として登録する場合があります。どちらの場合も、相手に何を説明してよいか、どこから先は会社が担当するかを先に決めておくと、やってよいことの線を越えずにすみます。
報酬が出る条件と支払いの時期
「紹介した時点」で出るのか、「契約した時点」「入社して一定期間が過ぎた時点」で出るのかで、受け取れる時期は大きく変わります。途中でキャンセルになった場合の扱いも、契約書で確認してください。
紹介される人の了承
知り合いの名前や連絡先を会社に伝えるときは、先に本人の了承を取ります。個人情報を本人に断りなく渡すことは、紹介の副業でいちばん問題になりやすい点です。
SNSで紹介するときの表示
報酬を受け取る目的でSNSやブログに商品やサービスの紹介を書く場合、広告であることが分かるように示す必要があります(消費者庁「ステルスマーケティング」)。
気になったら、まずは話を聞いてみませんか
不動産の紹介は、どう進む?
不動産の仲介は、個人が宅建業の免許なしに行うことはできません。SHERPAでは、免許を持つ株式会社WANDY(国土交通大臣(1)第10492号)が仲介を行います。重要事項説明・契約・引渡しは、本部の宅地建物取引士(宅建士)が担当します。紹介する人に宅建の資格は要りません。
| 働き方 | 担当する範囲 | 1件にかかる時間の目安 |
|---|---|---|
| パートナー | 知り合いの住まいの相談を聞き、本部につなぐまで。賃貸のみ | 約1.5時間 |
| エージェント | 相談から物件の提案・内見・お申し込みまで。賃貸と売買 | 賃貸 約5時間/売買 約8時間 |
パートナーは、物件の説明・契約交渉・重要事項説明に関与しません。経済産業省の「グレーゾーン解消制度」には、別の事業者からの照会に対する回答(平成28年12月)があります。顧客情報を紹介するモデルは、宅地建物取引業に当たらないという回答です。
当社が照会したものではありませんが、パートナーの働き方はこの回答の範囲(紹介まで)に沿って設計しています。エージェントは、宅建業者である当社への従業者登録の手続きがあります(費用はかかりません)。
SHERPAでは、紹介する知り合いについて、ご本人の了承を得てから本部につなぐことを会員のルールにしています。個人情報の無断提供は禁止事項です。
1件の流れ
- 知り合いから「引っ越しを考えている」「家を買おうか迷っている」と聞く
- 本部につないでよいか、ご本人の了承を取る
- 希望のエリア・家賃や予算・時期を聞き、本部に伝える(パートナーはここまで)
- 本部またはエージェントが物件を提案し、内見とお申し込みを進める
- 本部の宅建士が重要事項説明・契約・引渡しを行う
- 仲介が成立したら、報酬が支払われる
紹介だけで終える形と担当まで持つ形で、1件の報酬がどう変わるかは不動産副業の収入目安で書いています。
不動産の紹介の報酬と費用は?
報酬は仲介が成立したときにだけ発生し、報酬率80%(実績に応じて最大90%)です。
| 項目 | 金額・目安 |
|---|---|
| 会員へのお支払額の平均(1件あたり・事務手数料を引いた後) | 賃貸 10.4万円/売買 97.2万円(2025年・当社調べ) |
| 月額 | 22,000円(税込) |
| 成約時の事務手数料 | 13,000円/件 |
ほかの分野の紹介と違い、月額の費用がかかります。そのかわり、紹介した相談を本部が引き受けて契約まで進め、紹介のための名刺・チラシ・SNS投稿のテンプレートも使えます。成約がない月は報酬が0円でも月額はかかる点は、始める前に見込んでおいてください。
個人が、仲介手数料を直接受け取れる?
受け取れません。仲介手数料をお客様から受け取るのは、宅建業の免許を持つ会社です。紹介やエージェントとして関わる個人は、その会社との契約に基づく報酬として受け取ります。
| お金 | 払う人 | 受け取る人 |
|---|---|---|
| 仲介手数料 | お客様(借りる人・買う人・売る人など) | 免許を持つ会社 |
| 広告料(AD) | 賃貸の貸主 | 免許を持つ会社 |
| 紹介・エージェントの報酬 | 免許を持つ会社 | 契約を結んだ個人 |
お客様からお礼や手数料を個人で受け取る約束はしないでください。お金の受け取り方が会社の契約と分かれると、あとで説明がつかなくなります。仲介手数料の上限と仕組みは仲介手数料とは?、業務委託で組む形は不動産の業務委託とはにまとめています。
紹介の副業でトラブルになりやすい場面
紹介の副業で起きるもめごとは、お金よりも人間関係から始まることがほとんどです。
| 場面 | 起きやすいこと | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 報酬を受け取ることを伝えていない | あとで知った知り合いが、紹介の中立さを疑う | 紹介するときに、報酬を受け取る立場であることを先に伝える |
| 条件を代わりに約束してしまう | 「安くなると聞いた」「すぐ決まると言われた」と行き違う | 金額や条件の説明は、契約を担当する会社に任せる |
| 契約に至らなかった | 知り合いが気まずくなり、関係が遠のく | 断ってもよいことを、最初に伝えておく |
| 連絡先を無断で渡した | 知らない会社から連絡が来て、不信感を持たれる | 本人の了承を取ってから、会社につなぐ |
紹介の副業は、どんな人に向いている?
紹介の副業は、売り込みが得意かどうかよりも、「あの人に聞けば分かる」と思われているかどうかで結果が変わります。
- 職場や地域で、仕事以外の相談をよく受ける人
- 取引先やお客様と、長く付き合いが続いている人
- 税理士・保険・リフォームなど、ほかの専門家とのつながりがある人
反対に、報酬を目当てに知り合いへ何度も声をかける進め方は、関係を悪くします。相手が引っ越しや転職を考えたときに思い出してもらえるよう、ふだんから「住まいのことならこの人」と伝えておくほうが続きます。
紹介する前に、相手に伝えておくこと
紹介で報酬を受け取るときは、紹介した相手に「自分に報酬が出ること」と「誰が契約の相手になるか」を先に伝えておくと、後で誤解が生まれません。不動産の紹介なら、契約の相手は免許を持つ会社(SHERPAでは株式会社WANDY)で、重要事項説明・契約・引渡しは本部の宅地建物取引士が行います。
相手の連絡先や事情は、本人の了承を取ってから紹介先に伝えてください。SHERPAのパートナーは、相談を聞いて本部につないだ時点で担当が終わります。
報酬は成約したときに、報酬率80%(実績に応じて最大90%)で、月末締め・翌月10日払いです(2026年9月時点)。紹介を人脈から生む方法は人脈を活かす副業に、営業経験の活かし方は営業職の副業に、知り合いの相談の集め方は不動産エージェントの集客にまとめています。
物件を買う投資と、相談を不動産会社につなぐ仲介の違いは、不動産の副業(投資と仲介の違い)で比べています。
フランチャイズや代理店との違いは、不動産のフランチャイズ・代理店とエージェントの違いで比べています。
知り合いの住まいの相談をどうつなぐかを、流れに沿って説明します。
まとめ
| 項目 | 要点 |
|---|---|
| 会社員でもできる? | できます。ただし人材・保険・金融・不動産は、国の許可・登録・免許が必要な分野です |
| 個人が報酬を受け取る形 | 許可や免許を持つ会社と契約し、その会社の仕組みの中で紹介する |
| 始める前に確かめる3点 | 相手の会社の許可・免許、自分の立場、報酬が出る条件 |
よく聞かれること
紹介するだけで報酬はもらえますか
分野と会社によります。SHERPAのパートナーは、知り合いの住まいの相談を本部につなぐまでが担当で、その相談が成約したときに報酬をお支払いします。紹介しただけで成約しなかった場合、報酬は出ません。
会社員でも紹介の副業はできますか
勤務先の就業規則で副業が認められていればできます。会社員でも、給与以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です(国税庁 No.1900)。
知り合いが少なくても始められますか
始められます。住まいの相談は、家族・友人・職場の同僚など、すでにある関係から出てきます。SHERPAでは、思い浮かぶ人が少ない方向けに、名刺・チラシ・SNSで知らせる方法も用意しています。
免責・法務表記
記載の金額・条件は2026年9月時点。収入・成果を保証するものではありません。成果には個人差があります。重要事項説明・契約・引渡しは本部の宅地建物取引士(株式会社WANDY/国土交通大臣(1)第10492号。国土交通省の宅建業者検索で確認できます)が行います。費用・途中でやめる場合の扱い・オプション費用・事例の扱いは費用・条件・表示についてのご案内にまとめています。
※出典:消費者庁「ステルスマーケティング」/国税庁 No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人
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9割
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数字は2026年1月時点(会員数は1月30日時点)。収入・成果を保証するものではありません。オンライン面談・無理な勧誘はありません。
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