「不動産の副業って、何から始めればいいんですか?」
個別相談でこう聞かれたとき、当社はいつも同じ答えをします。「まず、周りで引っ越しを考えている人を3人思い浮かべてください」。資格の勉強でも、物件の探し方でもありません。不動産の副業は、身近な人の住まいの相談から始まります。
会員の9割が副業として、約7割が不動産業界未経験から始めています(2026年1月時点)。
なお「不動産の副業」で調べると投資の話が多く出てきますが、物件を買わずに始める道もあります。選択肢の全体像は不動産の副業は投資だけじゃないに、エージェントとパートナーの違いは不動産副業で選べる2つの働き方にまとめています。
未経験でも始められる理由
不動産の取引でつまずくのは、重要事項説明や契約書といった専門実務です。SHERPAでは、この部分を本部(株式会社WANDY/国土交通大臣(1)第10492号)の宅建士が担当します。
エージェントが担当するのは、同僚や友人から住まいの相談を受けて、物件をご提案し、内見に同行し、お申し込みまで進めるところです。重要事項説明・契約・引渡しは本部が対応します。紹介だけを担当する「パートナー」なら、希望を聞いて本部につなぐところまでです。
エージェントが担当
- 住まいの相談を受ける
- 物件のご提案
- 内見の同行
- お申し込みまで
パートナーが担当
- 希望を聞く
- 本部につなぐ
本部の宅建士が担当
- 重要事項説明
- 契約
- 引渡し
そのため、始める時点で不動産の知識があるかどうかは、大きな問題ではありません。仲介の流れと基礎知識は、学習プログラムで先に押さえられます。関係あるのは、「相談してくれそうな人が周りにいるか」です。
宅建の資格は、いりません
重要事項説明と契約は本部の宅地建物取引士が行うので、あなたが資格を持っている必要はありません。「宅建を取ってから始めよう」と考える方が多いのですが、順番は逆で構いません。動きながら勉強を始める方もいます。
資格が要る仕事と要らない仕事の線引きは宅建なしで不動産エージェントはできるのかで、3つに絞ってまとめました。会社員として始める場合の注意点は会社員の不動産副業、長く続ける前提での考え方は一生涯続けられる副業にあります。
本業と両立できる動き方を、今の勤務時間に合わせて説明します
特別なスキルがなくても大丈夫か?
営業経験もなく、不動産の知識もゼロ。そういう方が、個別相談に来る方の大半です。
活動イメージ例
年商3億円の会社を経営している事例Aの方は、不動産の知識がまったくないまま始めました。やっていることは、経営者仲間との食事で「こういうサービスがあって」と紹介するだけ。営業トークも資料作りもしていません。会員インタビュー「スキルなしで始めた」も参考になります。
個人の事例です。成果には個人差があり、同じ結果を保証するものではありません。
必要な知識は入会後の学習プログラムで補い、相談の進め方や相手への返し方は本部のスタッフがチャットとオンライン面談で対応します。「こんなことを聞いていいのか」と遠慮する方が多いのですが、聞いたほうが早いです。
ただし、成果は本人の行動量で変わります。「誰でも同じように成果が出る」仕組みではありません。声をかける人数が少なければ、相談も来ません。
始め方の手順
手順は5つです。
- 個別相談(オンライン)。働き方、費用、業務の範囲を確認します。この段階で費用はかかりません。
- お申し込み・ご契約。月額22,000円(税込)です。エージェントとパートナーのどちらで始めるかは、ここで決められます。
- 学習プログラム。集客の方法、ご提案・内見の進め方、本部への引き継ぎの流れを学びます。
- 最初の住まい相談を受ける。家族・友人・同僚など、身近な方の相談を受けて、ご提案・内見・お申し込みまで進めます(パートナーは本部につなぐところまで)。
- 本部が重要事項説明・契約・引渡しを行い、成約・報酬のお支払い。報酬率80%でお支払いします(実績に応じて最大90%まで上がります)。
個別相談でよく伝えているのは、4番目の前に「誰に声をかけるかを紙に書き出す」ことです。ここを飛ばすと、成約がないまま月額だけが続いて焦り始めます。
それぞれの段階で、何を決めて何にお金がかかるかを整理すると次のようになります。
| 段階 | やること | かかる費用 |
|---|---|---|
| 1. 個別相談 | 働き方・費用・業務範囲を確認する | 0円 |
| 2. お申し込み・ご契約 | エージェントかパートナーかを決める | 月額22,000円(税込) |
| 3. 学習プログラム | 集客・ご提案・内見・引き継ぎの流れを学ぶ | 0円 |
| 4. 最初の相談を受ける | 身近な方の相談を受けて、お申し込みまで進める | 0円 |
| 5. 成約・報酬のお支払い | 本部が重要事項説明・契約・引渡しを行う | 事務手数料 13,000円/件 |
そもそも何をする副業か?

1件の流れを、具体的に書きます。
同僚が「来年の春に引っ越すかも」と言う。「条件、ざっくり教えて。いい部屋を探すよ」と返す。希望のエリア、家賃、入居時期を聞いて、物件を選んで提案し、週末に内見に同行する。お申し込みまで進んだら、重要事項説明・契約・引渡しは本部の宅建士に任せます。ここまでがエージェントの仕事です。
1件あたりの稼働の目安は、賃貸で約5時間、売買で約8時間です。資格の要る実務は本部が担うので、「不動産の実務を全部覚えないと副業できない」という前提は、外して構いません。
副業に使える時間が週に2〜3時間しかない方は、紹介だけを担当するパートナーから始めることもできます。平日の夜にLINEで同僚に条件を聞いて本部に送れば、物件の提案から契約までは本部が進めます。1件の目安は約1.5時間です。
エージェントとパートナー、どちらで始めるか?
要点
SHERPAには2つの働き方があります。
エージェントは賃貸と売買を扱い、提案から内見、お申し込みまで自分で担当します。パートナーは賃貸を扱い、集客と窓口だけを担当します。どちらも宅建は不要で、費用と報酬率は同じです。
自分の場合の金額は、家賃と件数を入れるだけの報酬の試算で確かめられます。
SHERPAの基本はエージェントです。副業に使える時間が限られる方は、パートナーで始めて、あとからエージェントに切り替えることもできます。2つの働き方の比較表と費用はSHERPAのサービス内容と料金にまとめています。
フランチャイズや代理店との違いは、不動産のフランチャイズ・代理店とエージェントの違いで比べています。
最初の1件までに、よくあるつまずき

サービスの説明を頑張りすぎる
最初のうちは、SHERPAの月額や報酬の仕組みから話してしまいがちです。聞いた側が気にしているのは、自分の部屋探しを任せて大丈夫かどうかだけです。「家探してる人いたら言って。不動産の会社と組んでるから」くらいで十分です。
「知り合いに、詳しいところがあるよ」と断られる
本当に多いです。断られた瞬間に終わりではなく、「条件が合わなかったら声かけて」と言い残しておいてください。数か月後に「あの話、まだ大丈夫?」と戻ってくることがあります。
本部に相談しない
相手への返し方、条件の聞き方、SNSの投稿内容まで、本部のスタッフがチャットとオンライン面談で対応しています。自分で抱え込むより、聞いたほうが早いです。
相談が来る状態をつくるときに、これまでの人脈や営業経験をどう使うかは、人脈を活かす副業で詳しく書いています。
相談が来る入口ごとの進め方は不動産エージェントの集客にまとめています。
同じ不動産の副業でも、物件を買う投資とはお金の出方が違います。2つの違いは不動産の副業(投資と仲介の違い)にまとめました。
相談が来るまでにやることを、今の生活に合わせて順に確認できます。
まとめ
| 項目 | 要点 |
|---|---|
| 最初にやること | 周りで引っ越しを考えている人を3人思い浮かべる |
| 宅建の資格 | いりません |
| 始めている人 | 会員の9割が副業、約7割が不動産業界未経験(2026年1月時点) |
| 費用 | 月額22,000円(税込)と成約時の事務手数料13,000円/件 |
始め方について、面談でよく聞かれること
始める前に、勤務先で何を確認すればいいですか
副業そのものが禁止されていないか、許可制・届出制ならどんな手続きが要るか、競業にあたる制限がないかの3点です。申し込みの前に規定をご確認ください。判断に迷う場合は個別相談で一緒に整理します。
最初の1件までに期限はありますか
期限も件数のノルマもありません。土日だけ、月に数件だけ、という方が多くいます。
どれくらいの時間が必要ですか
目安は、エージェントで1件あたり賃貸約5時間・売買約8時間、パートナーで約1.5時間です。稼働時間は目安で、成果を保証するものではありません。
始めてみて合わなかった場合はどうなりますか
契約期間は1年です。途中でやめる場合の扱いは、面談でご説明します。忙しい時期は最大3か月の休止ができ、費用はかかりません。
声をかける相手が思いつきません
家族、同僚、昔の友人、その先まで含めると、思っているより広いです。誰に声をかけるかを先に書き出すところから始めます。SNSでの発信から始める方もいます。介護をしながら接客業を続けてきた事例Bの方の最初の1件は、大学の先輩のお店の常連さんでした。会員インタビュー「限られた時間で始めた」も参考になります。
会社員の方が、先に確かめること
会社員のまま始める方は、勤務先の就業規則で副業が認められているか、届出や許可が要るかを先に確かめてください。厚生労働省は「副業・兼業の促進に関するガイドライン」(令和7年3月31日改定)で、企業と働く人それぞれの留意点を示しています。SHERPAでは会員の9割が副業として始めています(2026年1月時点)。
出典:厚生労働省「副業・兼業」
始める前に確認しておくこと
個別相談で確認するのは3つです。お勤め先の副業規定。月額22,000円(税込)と成約時の事務手数料13,000円/件という費用の全体像。そして、最初に声をかける相手が思い浮かぶかどうか。
| 確認すること | 見るところ |
|---|---|
| お勤め先の副業規定 | 副業が認められているか |
| 費用の全体像 | 月額22,000円(税込)、成約時の事務手数料13,000円/件、成約ごとの重要事項説明書の作成費用 |
| 最初に声をかける相手 | 引っ越しや住み替えの話が出そうな人が思い浮かぶか |
会社員の方は、給与以外の所得が年20万円を超えると確定申告が必要です(国税庁 No.1900)。
この3つが大丈夫なら、あとは個別相談で疑問を出し切ってください。申し込みを決めていなくて構いません。
本業と両立できるかを時間の面から見たい場合はエージェントは副業でできるか、収入を自分で試算したい場合は年収の考え方をご覧ください。
仕組みの全体像はSHERPAとは、エージェントという働き方は不動産エージェントとは?、細かい疑問はよくある質問に書いています。
営業経験や人脈がある方向けの整理は人脈を活かす副業にあります。
SHERPA以外の道も含めて比べたい方は不動産エージェントになるには、弱点も含めて判断したい方はエージェントの弱点と、それでも選ばれる理由をどうぞ。
免責・法務表記
記載の金額・条件は2026年9月時点。収入・成果を保証するものではありません。成果には個人差があります。重要事項説明・契約・引渡しは本部の宅地建物取引士(株式会社WANDY/国土交通大臣(1)第10492号。国土交通省の宅建業者検索で確認できます)が行います。費用・途中でやめる場合の扱い・オプション費用・事例の扱いは費用・条件・表示についてのご案内にまとめています。
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