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不動産エージェントになる3つの道

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不動産エージェントになる3つの道|就職・独立・プラットフォームの違い

「不動産エージェントになりたい」と思ったとき、進み方は一つではありません。3つの経路を並べて、何が違うのかを整理します。

不動産エージェントになる3つの道

要点

不動産エージェントになる道は、仲介会社に就職する、自分で免許を取って独立する、免許を持つ会社に業務委託で所属する(プラットフォーム)、の3つです。宅地建物取引士の資格が必須なのは独立する場合だけで、会社員のまま始めるなら3つめの道が選びやすくなります。

「不動産エージェントになりたい」と調べ始めると、出てくる情報がばらばらで戸惑うと思います。宅建を取れと書いてあるページもあれば、資格は不要と書いてあるページもある。求人サイトを見れば会社員の募集が並び、別の記事では独立が前提になっている。

これは、「エージェント」という言葉が、いくつかの異なる働き方を指しているからです。まず道を3つに分けると、話が整理できます。

不動産エージェントになる3つの道の要点をまとめた表

不動産エージェントになる3つの道

経路 立場 集客 報酬 始めるときの主な費用 毎月の固定費
① 仲介会社に就職する 従業員 会社が用意 給与+歩合 なし(採用選考あり) なし
② 自分で免許を取って独立する 経営者 自分で用意 売上がそのまま収入 免許申請の手数料、営業保証金1,000万円の供託(保証協会に入る場合は弁済業務保証金分担金60万円と協会の入会金など)、事務所の用意、専任の宅地建物取引士の確保 事務所の家賃・人件費・広告費など
③ プラットフォームに所属する 業務委託 会社と自分の両方 成約ごとの報酬 0円(SHERPAの場合) 月額22,000円(税込・年264,000円)。成約時に事務手数料13,000円/件

営業保証金と分担金の額は、本店(主たる事務所)の場合です(出典:千葉県「宅地建物取引業に係る営業保証金等について」)。③の費用はSHERPAの場合で、プラットフォームによって異なります。SHERPAは1年契約です。途中でやめる場合の扱いは、面談でご説明します。

どれが正解ということはありません。使える時間、いま持っているもの、どこまでリスクを取るかで変わります。順に見ていきます。

エージェント以外の道(自分で開業する、フランチャイズに加盟するなど)まで広げた比較は会社に縛られない不動産の働き方、5つの選択肢にまとめています。FC・代理店との違いは不動産のFC・代理店とエージェントの違いにまとめています。

① 仲介会社に就職する

いちばん想像しやすい道です。求人に応募し、採用されれば会社員として働きます。

利点は、教えてもらえることと、収入が読めることです。案件の流れ、契約書の作り方、トラブルの避け方を、実際の仕事のなかで覚えられます。給与があるので、成果が出るまでの期間も食いつなげます。

一方で、扱う物件やエリア、営業の進め方は会社の方針に従うことになります。働く時間も会社の勤務時間です。副業として始めることはできません。

不動産仲介の8工程は、誰が担当するか

資格が必要な3工程は、どちらの働き方でも本部の宅地建物取引士が行います

工程
パートナー
エージェント
集客
本人
本人
ご相談
本人
本人
物件のご提案
本部
本人
内見
本部
本人
お申し込み
本部
本人
重要事項説明
本部の宅建士
本部の宅建士
契約
本部の宅建士
本部の宅建士
引渡し
本部の宅建士
本部の宅建士
株式会社WANDY(宅地建物取引業 国土交通大臣(1)第10492号)/2026年10月時点

② 自分で免許を取って独立する

宅地建物取引業の免許を自分で取り、事務所を構える道です。裁量はいちばん大きく、売上はそのまま自分のものになります。

ただし、始めるまでのハードルが高い。次のことを自分で用意する必要があります。

自分で独立するときに要るもの

  • 免許の要件を満たすこと
  • 事務所の設置
  • 保証協会への加入(営業保証金は主たる事務所1,000万円・従たる事務所ごとに500万円。保証協会に加入する場合は弁済業務保証金分担金60万円・30万円。国土交通省近畿地方整備局)
  • そして何より、お客様をどう集めるかを自分で解決すること

前職からの紹介が続く見込みがあるなら現実的ですが、ゼロから始めるには準備が要ります。

③ プラットフォームに所属する

免許を持つ会社に業務委託として所属し、自分の裁量で動く形です。不動産エージェントのプラットフォームSHERPAはここに当たります。所属先を比べるときの確認項目は、不動産エージェントの会社の選び方にまとめています。

宅建士の資格

必須ではありません

免許は会社が保有しています

事務所

不要です

集客

自分の人脈が中心

本部に来たご相談を回すこともあります(件数の保証はありません)

報酬

成約ごと

会社員のような固定給はありません

そのかわり働く時間や場所は自分で決められ、本業を持ったまま始めることもできます。

SHERPAの場合、会員の約7割が不動産未経験、約9割が副業です(2026年1月時点)。前職は会社員、自営業、士業などさまざまです。

③を選ぶと、実際には誰が何をやる?

「所属する」と言われても、どこまで自分がやるのか分かりにくいと思います。SHERPAの場合は次のように分かれます。

工程 担当
お客様との出会い・相談の受付 自分
条件の聞き取り・物件のご提案 自分(エージェントの場合)
内見の同行 自分(エージェントの場合)
お申し込みの段取り 自分(エージェントの場合)
重要事項説明・契約・引渡し 本部の宅地建物取引士
物件データベース・学習プログラム・活動サポート 本部

資格が要る手続きは本部が引き受けるので、自分が担当するのは人と話す部分です。1件あたりの稼働の目安は、賃貸で約5時間、売買で約8時間。お客様をつなぐところまでを担うパートナーなら約1.5時間です。

働き方は途中で変えられます。パートナーで始めて案件の流れを掴んでからエージェントに移る方も、その逆もいます。違いは2つの働き方の比較にまとめました。

③で始めた方は、どういう入り方をしている?

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始めた方が実際にどう動いたかは、事例を読むのがいちばん早いです。

共通しているのは、最初の1件が身近な人からの相談だったことです。飛び込み営業ではありません。

選ぶときの3つの問い

迷ったら、この3つで絞れます。

いま、仕事を辞められるか

辞められないなら①は外れます。②か③のうち、準備期間を取れないなら③です。

お客様を自分で集められる見込みがあるか

前職の人脈や既存の関係があるなら②も選べます。ゼロからなら、集客を支援してくれる①か③のほうが立ち上がりは早くなります。

教わりながら覚えたいか、自分で調べて進めたいか

体系的に教わりたいなら①。手を動かしながら覚えるほうが合うなら③です。

なお、この3つは一度選んだら終わりではありません。①で数年経験を積んでから③に移る方も、③で実績を作ってから②に進む方もいます。

宅建は必要?

3つの道のうち、宅地建物取引士が必須なのは「免許を取って独立する」場合だけです。就職する道と、免許を持つ会社と組む道では要りません。免許は会社(または個人事業主)に対して出るものだからです。

仕事内容は、1週間でどう動く?

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「エージェントになる」と言われても、実際に何をする時間が長いのかは見えにくいものです。③のプラットフォームで始めた場合、動き方はだいたい次のように分かれます。

相談を受ける

知人や紹介から「家を買いたい」「今の家を売りたい」という話が来ます。最初にやるのは、その人が何に困っていて、いつまでに動きたいのかを聞くことです。物件を探すより前の段階です。

条件を整理して、本部につなぐ

聞いた内容を整理して、本部に渡します。ここから先、重要事項説明・契約・引渡しといった、資格や免許が必要な部分は本部が担当します。

内見に同行して、最後まで付き添う

相談してくれた人と一緒に物件を見て、決める場面に立ち会います。ここがいちばん、会員の時間を使うところです。相手の生活と予算を知っている人が横にいるかどうかで、その人の決め方は変わります。

決まったあとも、関係は続く

引き渡しで終わりではありません。住み替え、実家の相続、知人の紹介。一度関わった人から、次の相談が来ます。そこが、売って終わりの仕事との違いです。1週間の使い方や本業と重ねる場合の時間配分は不動産副業の働き方で詳しく書いています。

向いている人、向いていない人

誰にでも向く仕事ではありません。

向いている人

  • 人の相談を聞くのが苦にならない方。
  • 売り込むより、聞いて整理するほうが得意な方。
  • すでに人とのつながりがある方(職場、地元、子どもの学校、趣味、前職。数は多くなくて構いません)。
  • すぐに結果が出なくても続けられる方。
  • 分からないことを聞ける方。

向いていない人

  • 毎月決まった額が入ってこないと落ち着かない方。
  • 相談が自動的に来ると思っている方。
  • 短期間で大きな金額をつくりたい方。

この形はそういう作りになっていません。

最初の1件までに、何が要る?

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いちばんよく聞かれるところです。必要なのは資格ではなく、次の3つです。

相談が来る状態をつくること。

自分が不動産の相談を受けられる、と周りに知られていないと相談は来ません。名刺、SNS、日常の会話。特別なことではなく、知らせるところから始まります。

最初の相談を、最後まで運ぶこと。

途中で分からなくなって止まるのが、いちばんもったいないパターンです。資格が必要な部分は本部が担当するので、会員が判断に詰まる場面は限られますが、そこを一人で抱えないことが要ります。

時間を確保すること。

内見の同行は、相手の都合に合わせることになります。平日夜と土日にどれだけ動けるかで、進み方は変わります。

どのくらいで最初の1件を持てるか

最初の成約は、平均すると始めてから3か月目です(2026年1月時点)。早い人もいれば、もっとかかる人もいます。成果を保証するものではありません。

裏を返せば、最初の2か月は手元に案件がないのが普通、ということでもあります。そこで手を止めてしまうと、最初の1件まで届きません。最初の数か月は、決まる決まらないより、相談が来る状態をつくることに時間を使う時期だと考えたほうが近いです。

本業を続けたまま始める場合

会社員のまま始める方が多いので、その場合の形も載せています。

時間帯 やること
平日の日中 相談のやり取りは文字でできます。本部への連絡も同じです
平日の夜 相談者との打ち合わせ。オンラインで済む場面も多くあります
土日 内見の同行。ここがまとまった時間を使うところです

SHERPAで始める場合の条件

③を選ぶ場合の具体的な条件です。

項目 内容
宅建資格 必須ではない
月額 22,000円(税込)
初期費用・研修費・システム利用料 0円
事務手数料 13,000円/成約1件
成約報酬 仲介手数料のエージェント90%・パートナー80%
契約期間 1年

SHERPAには、ご提案からお申し込みまで担当するエージェントと、お客様をつなぐところを担うパートナーの2つの関わり方があります。違いは2つの働き方の比較を参照してください。

まとめ

不動産エージェントになる道は一つではありません。就職・独立・プラットフォームのどれを選ぶかで、必要なもの、始めるまでの時間、収入の形が変わります。

いまの仕事を続けながら試したいなら、③から始めるのが現実的です。合うかどうかを確かめてから、次を考えても遅くありません。迷っている段階でも個別相談でお話しできますので、ご自身の状況をお聞かせください。

この記事のまとめ

項目 要点
エージェントになる道 仲介会社に就職、自分で免許を取って独立、免許を持つ会社に業務委託で所属(プラットフォーム)の3つ
宅建士の資格が必須なのは 独立する場合だけ
会社員のまま始めるなら 3つめの道が選びやすい

公的な情報は、どこで確かめる?

詳しく読む

この記事で触れた決まりや数字は、次の公的な窓口で確かめられます(2026年10月時点)。

確かめたいこと 確認先
営業保証金の仕組み 千葉県「宅地建物取引業に係る営業保証金等について」
開業の手続き 国土交通省近畿地方整備局
本部の宅建業の免許 国土交通省の宅建業者検索

宅建士を含む不動産の資格の難易度は、不動産の資格一覧で比べています。

入口の選び方で、よく聞かれること

何歳から始められますか

成人していれば始められます。上限はありません。

どのくらい時間が必要ですか

相談のやり取りは文字でできるので、平日の日中に長い時間を空ける必要はありません。まとまった時間が要るのは内見の同行で、多くの方が土日に充てています。

途中でやめられますか

契約期間は1年で、満了後は自動更新です。途中でやめる場合の扱いは、面談でご説明します。忙しい時期は最大3か月の休止ができ、費用はかかりません。

一人でやるのですか

いいえ。重要事項説明・契約・引渡しなど資格が必要な業務は、本部の宅地建物取引士が行います。会員が担当するのは、相談を受けて本部につなぐところまで(パートナー)、またはご提案・内見・お申し込みまで(エージェント)です。

宅建の資格は必要ですか

不要です。エージェントもパートナーも宅地建物取引士の資格は要りません。重要事項説明・契約・引渡しは本部の宅地建物取引士(株式会社WANDY/国土交通大臣(1)第10492号。国土交通省の宅建業者検索で確認できます)が行います。

未経験でも始められますか

始められます。会員の約7割が不動産業界未経験から始めています(2026年1月時点)。

費用はいくらかかりますか

月額22,000円(税込)と、成約時の事務手数料13,000円/件です。重要事項説明書の作成は成約ごとに費用がかかり、オプションは使う場合のみです。初期費用・入会金・更新料はありません。契約期間は1年で、期間満了後は自動更新です。

仲介会社に就職せずに始められますか

始められます。プラットフォームに所属する形なら、就職も、いまの会社を辞めることも必要ありません。会員の9割が副業として始めています(2026年1月時点)。ただし勤務先の就業規則は先にご確認ください。

免責・法務表記
記載の金額・条件は2026年10月時点。収入・成果を保証するものではありません。成果には個人差があります。重要事項説明・契約・引渡しは本部の宅地建物取引士(株式会社WANDY/国土交通大臣(1)第10492号。

国土交通省の宅建業者検索で確認できます)が行います。費用・途中でやめる場合の扱い・オプション費用・事例の扱いは費用・条件・表示についてのご案内にまとめています。

不動産エージェントを始めるなら、SHERPA

順番 やること
1 個別相談で、いまの状況と使える時間をお聞きします
2 エージェントとパートナー、どちらで始めるかを決めます
3 契約手続きのあと、案件の進め方をお伝えします
4 1件目の対応に入ります

個別相談でよく聞かれること

本当に未経験でも大丈夫ですか
会員の約7割が不動産未経験です(2026年1月時点)。学習プログラムで仲介の流れと基礎知識を先に押さえます。

最初の1件はどこから来ますか
ほとんどが身近な方からの相談です。個別相談では「声をかけられる人を3人挙げてください」とお願いしています。ここが思い浮かぶかどうかが、始めてから困るかどうかの分かれ目になります。

途中で働き方を変えられますか
変えられます。月額は切り替えても22,000円(税込)のままです。

会社に知られませんか
知られるかどうかは、主に住民税の扱いで決まります。

手順の詳細は不動産副業の始め方にあります。

報酬率はエージェント90%・パートナー80%で、2025年の会員へのお支払額の平均は1件あたり賃貸10.4万円・売買97.2万円でした(事務手数料を引いた後・当社調べ。収入を保証するものではありません)。

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9割

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数字は2026年1月時点(会員数は1月30日時点)。収入・成果を保証するものではありません。オンライン面談・無理な勧誘はありません。

執筆・監修:株式会社WANDY(宅地建物取引業 国土交通大臣(1)第10492号)

エージェント・パートナーはいずれも当社と業務委託契約を締結して活動します。雇用ではなく、固定報酬はありません。重要事項説明・契約・引渡しは当社の宅地建物取引士が行います。

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